成魚
1.生産・管理体制 ~出荷時期の把握~
定期的な生産者様への訪問により、育成状況の情報交換や客観的なデータ収集に努め、
常にベストな魚の集荷時期をとらえる事に尽力しております。
≫生簀の中に検量用のカメラを入れ、魚を撮影した画像から魚のデータを収集してます。

データ収集機材

魚体検量の様子

解析画像
2.品質の差別化 ~より良い魚を目指して~
弊社が推奨する飼料での規定給餌料量確認と出荷対象魚の事前品質検査の実施により、
品質を担保できる取組みを推進しております。
◆変色防止
刺身加工後12時間経過しても血合い肉の変色を防止しています。
光学色差計を用いた色調測定結果からも、変色がほとんどないことを示しています。

◆歯ごたえ
刺身加工後の筋肉の歯ごたえ(硬さ)をレオメーターにて測定。
従来ブリと比較して歯ごたえの日持ちが向上しました。

◆適度な脂質
筋肉中脂質TBA値が低いことが示され、筋肉中の脂質酸化が抑制されています。
つまり、養殖ブリの食味における独特な脂っぽさがないです。

筋肉中脂肪含有量とTBA値